【マクラメとは？】マクラメを知らないかたは必見 ～ひもを結ぶだけでこんなに素敵！～

近年、ハンドメイドはブームになっています。さまざまな種目があるハンドメイド。あなたはハンドメイドというと、なにを思い浮かべますか？

編み物や刺繍、布小物などが思い浮かぶのではないでしょうか。

ハンドメイドは種目によっては道具が必要です。編み物ならば、編み棒が必要ですよね。

マクラメは知らない方が多いとは思いますが、とても素敵なハンドメイドです。

この記事では、マクラメの魅力をお伝えしていきます。ぜひ最後までごらんください。

マクラメとは？

マクラメは、ひもや糸を結んで模様や装飾を作り出す手芸技法です。この技法は、特別な道具を必要とせず、主に指とひもだけで美しい作品を生み出すことができます。マクラメは、インテリア装飾やアクセサリー、プラントハンガーなど、さまざまな用途に利用されています。

マクラメの起源は古く、13世紀頃のアラビア半島に遡ります。アラビア語の「ムクラム」（交差して結ぶ）が語源であり、ラクダのくらや袋に付けられた飾りふさが始まりとされています。

その後、イスラム文化圏からスペインやイタリアを経てヨーロッパ全土に広まりました。（※諸説あります）

日本では、1960年代から1970年代にかけて流行しましたが、1980年代にはそのブームがいったん過ぎ去りました。

しかし、近年、再びマクラメブームが訪れています。

マクラメは、ひもや糸を結ぶことで模様や装飾を作り出す技法です。結び方のバリエーションが豊富で、複雑な模様からシンプルなデザインまで多様な表現が可能です。

マクラメは基本的に平面で編むため、厚みがないのが特徴です。これにより、壁掛けやタペストリーなどのインテリアアイテムとして使いやすくなっています。

マクラメに使用される素材は多岐にわたります。綿ロープや麻ひも、パラコードなどが一般的で、素材によって作品の風合いや強度が異なります。

マクラメは手作りで一つ一つ結び目を作るため、作品に温かみがあります。手作業の繰り返しが心を落ち着ける効果もあり、作る過程そのものが楽しみとなります。

マクラメはインテリア装飾品だけでなく、アクセサリーやバッグ、プランターハンガーなど、実用的なアイテムとしても広く応用されています。これにより、日常生活の中で多様な形で楽しむことができます。

これらの特徴が、マクラメを魅力的なクラフトとして広く受け入れられる理由となっています。

マクラメは自然素材を使って手作りされるため、その風合いがナチュラルで素朴です。これにより、どんなインテリアにも取り込みやすく、部屋に穏やかな雰囲気を添えることができます。

マクラメの結び方には多くのバリエーションがあり、これらを組み合わせることでさまざまな模様やデザインを作り出すことができます。自分だけのオリジナルデザインを楽しむことができるのも魅力の一つです。

マクラメは手でひもを結んで作るため、手作りの楽しさがあります。編み方を学び、難しいデザインを完成させる達成感や、作る過程そのものが楽しいと感じる人が多いです。

マクラメは装飾品としてだけでなく、プラントハンガーやタペストリー、コースター、カーテンなど実用品としても広く応用されています。これにより、日常生活の中で多様な形で楽しむことができます。

マクラメを作る過程や完成品を眺めることは、リラックス効果や癒しをもたらすとされています。手作業の繰り返しが心を落ち着け、完成した作品が視覚的にも心地よい空間を作り出します。

近年、マクラメは再び注目を集めています。特にインテリア装飾やアクセサリーとして、その独特の質感と温かみのある雰囲気が評価されています。手軽に始められるため、初心者でも簡単に取り組むことができ、上達するにつれてより複雑で美しい作品を作ることができます。

マクラメは、古くから伝わる技法でありながら、現代的なデザインにも応用できる柔軟性を持っています。ぜひ一度、マクラメの魅力を体験してみてはいかがでしょうか。